HMBのサプリメンが筋トレ業界の中で話題になっています。HMBには、一体どのような効果があり、どのような方におすすめなのでしょうか。また、筋トレをする際に飲むものといえばプロテインが思い浮かびます。HMBサプリは、プロテインとどのように違うのでしょうか。この記事ではプロテインとHMBサプリを比較してみようと思います。

HMBサプリとは

HMBとは、必須アミノ酸であるロイシンを摂取した際に、体の中で代謝される物質です。
その働きは、筋肉がトレーニングで疲労した際に分解するのを抑制したり、「新たに筋肉を作りなさい」という指令を筋肉に出したりするというものです。
つまり、筋トレをした際の効果を、素早く、効率よく出すことができるのです。

HMBは、ロイシンを元に作られますが、ロイシンを100グラム摂取したとして、体内で代謝されるHMBの量は5グラムです。
たった5%しか作らないので、ロイシンから代謝されるHMBを頼りにしてると効率が悪くなります。
そこで開発されたのが、HMBのサプリメントです。

サプリメントからHMBを摂取することによって筋トレの効果を大きく上げることができます。
日本では2010年から販売が開始されていますが、トレーニング愛好家たちの中では、もうすでにその効果か話題となり、広まっています。

HMBサプリはプロテインと何が違う?

筋トレをした直後に摂取する成分といえば、プロテインを思い浮かべる人が多いと思います。
そのため、筋トレの効果をアップさせるサプリメントと聞いて、HMBのことをプロテインと同じようなものだと勘違いする人が多いようです。
しかし、実際にはHMBサプリとプロテインは全く別のものです。

基本的なことですが、筋肉はたんぱく質によって作られています。
プロテインはタンパク質を英語にしたもの。
つまりタンパク質そのものなのです。

筋トレをすることによって傷ついた筋繊維を、プロテインによって摂取したタンパク質が補修してくれます。
そして新たに大きな筋肉が作られるのです。
しかし、たんぱく質の量が足りてないと、十分に筋肉を補修することができなくなってしまいます。
HMBサプリは、前の項目でお伝えしたように.筋トレの効果を素早く効率よく出すためのサプリメントです。

そのため、そもそものタンパク質がなければ効果的に作用しません。
十分な量の筋トレを行い、プロテインによってたんぱく質を補修した状態でこそ、HMBサプリは飲む価値があるのです。

そもそも比較するものではない

ここまでご理解いただければわかると思いますが、HMBサプリとプロテインはそもそも比較する対象ではありません。
筋肉を大きくすることに対して、どちらの方が有効であるとか、どちらの方が優れているという話ではなく、どちらも全く別な役割を持っていて、どちらも大切なのです。

筋トレをしたとしても、プロテインを摂取しなければ、筋肉を作る材料がないのでトレーニングの効果が出ませんし、HMBサプリを摂取なければ、トレーニングの効果が効果的に出にくくなったり、効果が出るまでに時間がかかったりしてしまいます。
車に例えると、プロテインがガソリンであり、HMBサプリはオイルのようなものです。

ただ、経済的に、「両方を買う余裕がない」という場合は、HMBサプリがお勧めです。
なぜなら、タンパク質は普段の食事からも摂取することができるからです。
しかし、HMBはロイシンを摂取したとしても、その5%しか生産されないので、十分な量の摂取が難しいのです。

本来は両方摂取するのが望ましいですが、どちらかしか購入できない場合は、HMBサプリを選びましょう。

まとめ

筋トレにおいて、プロテインも、HMBサプリも、どちらも大切です。
プロテインは筋肉を作る原料になり、HMBサプリは筋肉を新たに作り出す働きを効率よくサポートしてくれます。
役割が違うので、単純にどちらが優れているという比較はできません。
そのため、プロテインとHMBサプリを比較してどちらか片方を選ぶのではなく、プロテインもHMBサプリも、両方摂取するのが望ましいです。